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高効率給湯ボイラーのエコフィールは本当にエコなのか

昨日は家に帰るまで信号が全部青でした。

どうも街のあったかサポーター

のぞえ商事の野副弘幸です。

エコフィールと呼ばれている省エネタイプの給湯ボイラーは本当に省エネなのかなって思います。使い方やお湯を出す頻度によって変わってくるのではないかと思います。

灯油を燃料にしてお湯を作る従来通りのエコフィールではない給湯ボイラーの熱効率は85%前後。排気ガスの温度は約200度なんですね。

200度ある排気温度を水を温める事に使えるようにしたのが、高効率給湯ボイラーのエコフィール。今まで捨てていた熱をお湯にするために使うので、効率がいいと言われてます。

排気温度も200度から60度にまで下がって熱効率が95%になってます。約140度の熱を再利用できるという仕組みです。

そうなると灯油の使用量も減ってきて、お得でエコなんじゃないかって思うんだけど、新しい機能が増えるとそれだけ価格も上がるので、従来通りの普通の給湯ボイラーとの本体価格の差額が出てきます。本体の定価で最大約10万円ほど開きがあります。

寿命まで給湯ボイラーエコフィールを使った時に、灯油代がその差額より安ければお得なボイラーになっていると思うんです。

エコフィールを使ってお得感が出てくるのは、4人家族で毎日お風呂に入るよ。という家を想定している様です。灯油が1リットル77円の時に年間で8000円ほどお得になるとか。10年使うと8万円浮きます。そして本体の価格差が10万円なんで…

マイナスになってますね。本体の定価より安く販売しているので実際は10年使うと元がとれる様になります。ほとんど1日一回のシャワーしか使わないっていう一人暮らしのところにエコフィールを使ってもらっても、給湯器の差額をカバーできるわけではないです。

エコがつく商品って、ランニングコストは安くなるけど、イニシャルコストが高くなる事が多いので、ちょっと注意が必要かなって思います。

という事で、家族が多くなればなるほどエコフィールをお勧めします。家族構成が2人から3人なら普通の給湯ボイラーでじゅうぶんです。その方が安いし、余計な機能がついていないの部品点数が減ると故障する確率も減ってきます。

ぼくの家は5人家族ですが、自分の家に付けるならどっちでもいいかな。その時の気分ですね。

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