ボイラー

ボイラーの水落とし

年末年始にかけて、マイナス気温が続くみたい。

昨日の夜、しばらく家にいなくなるから、ボイラーの水落しを教えてって電話きてた。ちょっと呑んでたんで、うまく伝わったか心配で、ブログ書いてます。

水落しって、蛇口を開けて元栓を止めると大体いいのだけど、貯湯式ボイラーの場合、ボイラー本体の中にお湯を溜めるタンクがあって、そこも水抜かないと凍ってタンクが割れちゃう場合もあります。

ボイラーの水落し

  1. 元栓止める
  2. 排水バルブを開ける
  3. 逃し弁開ける

1、元栓止める

ここで、元栓て何?って人は、業者に頼んでください笑

2、排水バルブを開ける

うちの工場についてるボイラー。余り物の材料で取り付けしてるので、ちょっと普通と違うけど、何となくボイラーの下側にバルブがあります。

ボイラー本体の下、右側面か左側面にバルブがついてる筈です。バルブはボイラーを取り付けする業者がつけるので、形も様々ですが、こんなのが付いてると思う↓。あと、小さいハンドルだったり。家庭用なら、おそらく迷うことはないでしょう。

3、逃し弁を開ける

こんなレバー付いたのが、ボイラーの上についてる筈です。これも施工業者によって、若干付いてる位置が変わるかもしれません。通常は下を向いてるかと思います。

このレバーを立ててやると、排水バルブから水が出やすいのと、配管の水も流れやすくなり、凍結のリスクは減らせます。

あとは、コンセントを抜いておくと良いです。

水を張る時は、逆の手順。逃し弁のレバーを倒し、排水バルブを閉め、元栓を開け、コンセントをいれる。

今回は、貯湯式ボイラーの水落としでした。ずっと家にいるよって人は、恐らく必要のない作業です。北海道の場合、家の機密が高く、暖房を入れっぱなしにしているので、室内にあるボイラーなら凍ることは珍しいです。

二、三日以上に渡り、家をあけ、尚且つその期間に最高気温が、マイナスになるならやってみるのもいいかも知れません。

水落としの際に、シャワーの蛇口をあけ、シャワーヘッドを床に置いておくと、水が流れて凍りにくくなります。

 

関連記事

  1. ストーブ

    ストーブの分解整備はなんで必要なのか

    ひな祭りですね。そろそろ日中の気温がプラスになって過ごしやすくなってき…

  2. ストーブ

    灯油のゴムホースは3年毎に交換が必要

    灯油のゴムホースは、3年おきに交換したい消耗品。ホームタンクか…

  3. ストーブ

    10月もそろそろ終わりになってくるとストーブ修理の電話が多くなります。

    こんにちは。雪虫が出てくると、冬の準備をしなきゃって思います。…

  4. ストーブ

    ストーブのカタログ差し上げますよ

    今年も残すところ三分の一。もう二カ月もしないうちに寒さがやってきま…

  5. ストーブ

    ホームタンクに灯油入ってますか?

    ハイどーもいつも前置きが長いので、要点からこれなんだか…

  6. ストーブ

    ホームタンクから灯油が漏れたら

    だいぶ春らしくなって来ましたね。みどりも増えて来たように思います。…

おすすめ記事

  1. お知らせ

    ホームページを作ってみると、遠方からのお問い合わせをいただくようになりました。
  2. お知らせ

    給湯器を取り替える前にちゃんとお話を聞いてから、交換しておけば良かったかな。
  3. ストーブ

    ストーブの点検整備(分解整備)が必要な理由。
  4. 思いや日常

    ヴィレッジヴァンガードの福袋を買ってみました。
  5. ストーブ

    点検整備の料金を値上げします。
PAGE TOP