ついに積雪のニュースが流れてきたね。室蘭地方は大雪とかバナナで釘か打てるとかの話とは無縁な地域だし、温暖化とか叫ばれててもやっぱり寒さは毎年ちゃんとやってくるんだよね。で、毎年必ずあるのが不良灯油でファンヒーターが動かなくなったって現象。ファンヒーターのユーザーはちゃんとした灯油を入れて使っているのに、なんでエラー出るんだよ!となり、製品の不具合を疑うし、修理する側としたら新鮮な灯油使ってんのかよ!となる。なぜならファンヒーターの不具合で修理依頼が来る原因の8割以上、いや9割以上が不良灯油だからだ。ほんとにファンヒーターの初期不良だったのって記憶にないくらい無いのだ。
ポリタンクで灯油を保管する場合、日光にあたるとか高温になる場所、寒暖差のあるところ屋外で保管した灯油は変質しやすい。日が当たらない涼しいところに保管して早めに使い切るのが原則。ファンヒーターの利用頻度にもよるが、面倒でもまとめ買いとかしないほうがファンヒーターには優しい。ポリタンクも5年程度で入れ替えるのがおすすめ。
これ水が入ってるのわかるかな?においも酸っぱくなりかけてたんで、おそらく去年の灯油をファンヒーターに使ったと思われる。水が混入した原因ははっきりしてないけど、ポリタンク内で結露した水とかなんじゃないかと推測される。水が混入した灯油を使っちゃうと灯油のフィルターが詰まって給油されなくなる。さらに使っていると燃焼部分で不具合おきて壊れる。ちゃんとした灯油を使っていれば壊れないとは言わないけど、各メーカーが安けりゃ1万円とか売ってるファンヒーターに3年間も保証を付けるんだから製品に対しては、かなりの自信をもっているんだよね。きっと。3年以内に故障が起きるのはほとんど不良灯油が原因で、たまに家の機密が良すぎて換気のサインが出るのと、シリコンで真っ白になって炎の感知器が働いてないってのがある。灯油は液体である以上酸化していくものなんで、去年の灯油はファンヒーターにとっては灯油の要件を満たしていないんだよね。なので新鮮な灯油を使ってくださいって話でした。