プレミアム付商品券の事業者向け説明会、らんらんPayの事業者説明会に行ってきた
物価高騰を支援して、消費喚起を呼び起こそう的な話
前回と違うところは、なんと商品券がデジタル化されて、決済にモバイル端末が必要になる。
これまでのプレミアム付商品券は、先着順の販売や、予約販売がイマイチで普通に窓口で販売したとか、商品券の販売方法がちょっとうまく行ってない印象でした。
今回はハガキの申し込みとWEB上での申し込みの2種類。そして引換券を商品券の販売窓口で現金にて換金しらんらんPayのアプリにチャージする。商品券を使うときは、購入したいお店のQRコードを読み取り、A券またはB券どちらを使うのかを選び、金額を入力し決済画面をお店に確認してもらい買い物完了。
あと紙券てのがあって、チケットにQRコード記載せれてて、それをお店に読み取ってもらい決済する方法もある。利用者(お客さん側)がスマホやタブレットを持っていない場合の紙券って感じ。
なので、デジタル券の時は利用者がスマホを用意する、紙券の時はお店がスマホを用意するってことよね。
これまでね、プレミアム付商品券の2回くらいやったでしょ。飲食店のもいれたら3回だったかな。お店側から見るとさ、高齢者や年齢層が高くて比較的自分の生活の支出が少なくなった人(つまり金銭的に余裕のある人)がさ、商品券を買って自分の孫や子にプレミアム分をあげるとか、そんな使いかたがされてたように思うの。たぶん商品券を買って与える側の人も孫と一緒に買い物行って、帰りにご飯食べて孫が喜んでたりして楽しくイベント的に盛り上がってたような場面もあったんだろうなと。
これがさデジタル券になったことでね、プレミアム付商品券を身内に与えることを喜んでる人達がいたとして、その思い出が作れないとなると商品券を買うのを躊躇する?もしくは最初から誰かのスマホに窓口で直接チャージしてやるような場面が増えるのではないかと。これだと、面白くないよね。申し込んで並んで商品券買って、一緒に買い物行ってさ、ありがたがられてみたいのが良いと思うのよ。デジタル券だと、ただ現金を渡してるのと変わらんくてさ、一緒に買い物行ったとか、食事に行ったとか思い出できないじゃん。本当に生活にプレミアム付商品券が必要なくらいの人って、プレミアムの恩恵を受けられるほど現金を事前に用意できるのかさ。ボーナス出たから商品券買えるでしょとか思う人は、プレミアム付商品券を使わなくても生活できる人であって、まぁそのクラスの人たちには大いに消費してもらいたいんだが。
10,000円分のプレミアム付商品券が4万部。4億円の大規模な事業になる。プレミアム分で8,000万円の税金がつぎ込まれ、運営費を含めると総額で1億円くらいの税金が使われることになるのかな。おそらくプレミアム付商品券を発行する条件での国からの補助金だからさなんとも言えんけど、1億円あったらさもっとこうね、なんか出来んのかなと。それが思いつくほどの知識もないから、うまく表現できないのが悔しいところだよね。ただ、何の疑問もなく上から言われたことを鵜呑みにするのはイヤだなと、今回は中二病を拗らせてる的な部分が出てしまった。
ここまで、批判的なこと書いといてアレなんですけど、のぞえ商事でもプレミアム付商品券使えますんでよろしくどうぞ。長い物には巻かれろの精神で運営してますんで。